残念な闘病記

本日(2019年2月9日)の朝のNHKニュースで「闘病記」の紹介があり星湖舎のことが紹介されました。
ネットで連絡先を調べた熱心な方々から、どのような闘病記を読めば良いのか問い合わせがたくさんあります。
実は闘病記なら何でも良いというわけではありません。
時間の無駄になる読まない方が良い闘病記もあります。
1月のブログでも書きましたが、どのような闘病記が良いのか再録させていただきます。

■残念な闘病記

闘病記は自伝や自叙伝などいわゆる「自分史」でもあります。
自分史は自己が生きた証として後世に残す目的で書かれます。
今現在、そんな自分史に取り組んでいる人も多いかと思います。
ただ、自分史の多くに見受けられる自慢話や苦労話の押し売りには辟易します。
とりわけ社会的に成功した経営者やタレントの書く自分史に多いようです。
しかし、闘病記の読者はそんな話を知りたいのではないのです。
知りたいのは闘病に関わる情報なのです。
そのために、わざわざ書籍代を払い時間を割いて読書するのです。
われわれチーム闘病記としては、最近出版される闘病記にそのような傾向が強いことを心配しています。
良い闘病記を選んで情報を提供するためには、著者が有名でもそのような類いの本は推薦しないようにしています。

■良い闘病記とは

では、良い闘病記とはどのような本なのでしょうか。
まず、
・宗教へ勧誘しない本  
・健康食品やグッズを売りつけない本
・民間療法を積極的に勧めない本
・自慢話や苦労話を押しつけない本
さらに、
・家族や会社(学校)との関わりがしっかりと描かれていて、社会状勢なども書かれている本(家族や社会の描写がまったくなく自分の気持ちしか書かれていない本が多すぎます!)
・病院や医師への悪口や恨み事は読者が納得する表現で書かれている本(医療施設や医療従事者への悪口や恨み事は、ある意味闘病記の特徴であり賢い患者になるための重要な情報でもありますが、恨み節で露骨に描くと読者の反感を買います)
そして、
・治療方法とその過程がわかり医学情報がしっかりと書かれている本(医師や看護師などが書く闘病記はこの点が優れています)

これらの条件を満たしている本が良い闘病記と言えます。



では、具体的にどの闘病記が良いのか、出版されている本から今後順次紹介していきたいと思います。
良い闘病記・残念な闘病記を紹介する情報誌も発行する予定があります。

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