ISBNコードについて…2006年年末の大予想!

書店で買われた本の裏側を見ると、そこに「ISBN4-○○」という文字を見つけることができると思います。それは「日本図書コード」と呼ばれるもので、業界では「アイ・エス・ビー・エヌ・コード」と呼んでいます。日本はもとより、世界中で書籍流通の基本となっている国際的な書籍番号です。ISBNの横の4は日本の番号で、ちなみに0はイギリス(およびオーストラリアなど英語圏)、1はアメリカ(英語圏なので0も使用可)、2はフランス、3はドイツ、5はロシアと続きます。
4の隣からハイフンで三つの区切りがありますが、それらは4-出版社記号-書名記号-チェック数字と並んでいます。出版社記号とは、日本図書コード管理センターから出版社に与えられた番号で、4(日本)の中では同じ番号は存在しません。まさに出版社を指定する番号です。その次の書名記号は出版社が本を発刊するときに、その本に割り付ける番号です。番号の管理は出版社の責任とされ、同じ番号を使うことは出来ません。よって、4(日本)で出版される本は、公的機関が割り振った出版社記号と、出版社が割り振った書籍記号で、すなわち世界にただ一つの記号(番号)で管理されるのです。
最後のチェック数字は、ISBNコードをコンピュータに入力した時に、その番号が正しいか否かをコンピュータ自身が検算するための数字です。その算出方法は、独特の計算式で行います。
ところで、このISBNコードが、2007年1月から改定されることになりました。英語圏での番号不足と加盟国家の増加によるものだそうです。現在の10桁構成から13桁構成になるそうで、センターからのお知らせでは、ちなみに星湖舎は「ISBN978-4-921142-○○-○」となるようです。ただ、2006年末日まではすべて現行規格の運用とのことです。
ふと、このことで思ったのですが!……来年(2006年)の年末(12月)は各出版社、出版点数を差し控えるのではないでしょうか? 13桁の時代になれば、明らかに10桁を付けている本は「古い」イメージになります。だから、12月は出版を控え、1月にどっと新しい13桁のISBNコードを付けた本を出すのではないでしょうか。ところが、ところがです!実は本(=書籍)が一年間で一番たくさん売れるのが、この12月、それも年末なのです。出版業界、書店業界がもっとも活気の出る時期なのですが、いったいどうなるのでしょうか?

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