革新的な手話の本が出ました!

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同じ日本語でも、ろう者と聴者でその意味のとらえ方が違うということを取り上げた画期的な本です! 

例えば、「2時10分前に集合!」と言えば、聴者は1時50分には全員集合しますが、ろう者は2時7分か8分頃に集合します。何故だかわかりますか?
「黒っぽい服を着るように!」と言うと聴者は「ねずみ色の服」か「濃い藍色の服」を着ますが、ろう者は「真っ黒な服」を着ます。何故だかわかりますか?
実はろう者の話す言葉(手話=ろう語)と聴者の話す言葉(聴語)にはズレがあるのです!

またこの本では、聴者が疑問を持たずに使っているさまざまな日本語に、ろう者が疑問を投げかけます。
「お昼にしましょう(=昼食を食べましょう)」という日本語があるのに、なぜ「お朝にしましょう」とか「お夜にしましょう」という日本語がないのですか??

この本の出版は、ろう語と聴語のズレを理解し、ろう者と聴者のコミュニケーションをスッキリさせるのが本来の目的です。
しかし、それ以外にこの本には日本語の不思議や面白さが満載です。
日本語に興味のある方も面白く読めます。

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類書はありません。
日本語と手話の新たな魅力が発見できる、本当に革新的な本が出来上がりました!

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『ろう者のトリセツ 聴者のトリセツ』
― ろう者と聴者の言葉のズレ ―
編・著:関西手話カレッジ
(編者:矢野一規、寺口史和、中上まりん、柴田佳子、磯部大吾/監修:野崎栄美子)
■B6判、92頁、本文3色、各ページにイラストあり
■定価:1,260円(本体1,200円+税)
(2009年11月15日発行)
ISBN978-4-86372-008-4 C0080

この記事へのコメント

星湖舎
2009年11月19日 18:03
11月15日に関西手話カレッジ創立5周年のイベントがありました。
『ろう者のトリセツ 聴者のトリセツ』のお披露目もありました。
当日の模様は、関西手話カレッジの「カレッジだより」に詳しく紹介されています。
http://ameblo.jp/kscnews/
11月18日の日記を見てください。