手話に革命!『驚きの手話「パ」「ポ」翻訳』

『驚きの手話「パ」「ポ」翻訳』という本が出来上がりました。

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実はこれまで、ろう者と聴者、手話と日本語の間に、様々な問題が横たわっていたことをご存知でしたか?

例えば、
◎手話と日本語は文法が違うのです。
別の言い方をすれば、ろう者と聴者は、同じ日本に住みながら違う文化を持ち合わせていたのです。
「よく取り上げられる問題ですが、ろう者と聴者の間では、会話の『ずれ』が必ずといってよいほど起こります。例えば、『お手伝いしましょうか?』という問いかけに対して、聴者なら『ありがとう。でも一人でできるから大丈夫です』と言って断ります。断る場合でも相手の気持ちを考えて、まず礼を言うのが聴者の常識です。しかし、ろう者の場合は、最初に[必要ない]という断りの手話を示します。ろう者にとってはそれが当たり前なのですが、聴者はせっかく善意で手伝おうと声をかけているのに、礼よりもいきなり断ってくるろう者の言い方に驚きと不快感をもつのです。」(本文58ページより)

また、次のことをご存知でしたか?
◎聴者が使っている手話は「日本語対応手話」で、ろう者の「日本手話」とは違うのです。
「日本語対応手話の手話通訳者ばかりになって久しく、ろう者はその通訳者の手話があまりよく理解できないのだが、『お上手でしたよ、お疲れ様でした』と社交辞令で済ませ、正直、『理解できなかった、通じなかった』などと口にする者はいないのです。」(本文18ページより)
「手話講習会で、休憩時間にろう者同士がしゃべっていると、教えられた手話と違うので受講生は不思議そうな顔をして眺めているだけ。」(本文90ページより)

まだまだ、たくさん問題点があります。
この本は、そういった問題点を洗いざらい書き出しています。
そして、その問題を解決する方法として、東京と関西のろう者や聴者(手話通訳者)が取り組んでいるのが、この本で紹介する「手話翻訳」なのです。

著者は、東京組の代表が、何冊も本を出されNHKの「みんなの手話」の講師もされていた米内山明宏さん、関西組の代表が手話革命を起こした矢野一規さんと坂田加代子さん。それ以外にもろう者と聴者あわせて総勢26名のスタッフで作りました。
1年以上の歳月を要して、この本は出来上がりました。

この本で紹介する「手話翻訳」は、ろう者と聴者を、手話と日本語でつなぐ掛橋です。
この本によって、いままで読めなかった、見落としていた、つかめなかった、ろう者が伝えたい本当の意味を発見してください。

また、この本には、ろう者の方のために、本文をほぼすべて手話で語ったDVDが2枚組で付いています。

ぜひ、書店で見かけたならば、手に取って見てください。

驚きの手話パポ翻訳

この記事へのコメント

寺口(関西手話カレッジ)
2008年03月18日 09:09
ついに発売。感無量です。私たちのブログ「カレッジだより」http://hello.ap.teacup.com/kscnews/も是非ごらんください。
また手話を学びたい方はぜひ関西手話カレッジへ(^^)http://www.k-s-c.jp/
金井さんお世話になりました。ありがとうございました。
2008年03月22日 12:14
障害者職業技能開発校に合格しました(^^
思えば、星湖舎さんのトークショーで、
平さんにお会いして、お友達になっていなかったらきっと
この学校に入ろうとも思わなかったでしょう。
平さんにご紹介頂き、ありがとうございました。
8日から学生です。まだ信じられませんが(笑)。
星湖舎
2008年03月22日 23:59
空 様

合格、おめでとうございます!
素晴らしいですね!!
これからは、いろいろと技能を身につけ、技を磨いていってください。
4月から、ぴかぴかの1年生ですね。
春らしいお便り、ありがとうございました。
頑張ってください。
星湖舎
2008年03月27日 18:45
売り切れ店、続出です!
補充に6日ほど掛かります。
不運にも取次の棚卸しにぶち当たったのと、紀伊國屋書店梅田本店さんでは3月と4月でシステム変更があり、この時期の直納品は受け付けないとの返事でした。
ジュンク堂書店大阪本店も売り切れ寸前でしたが、今日、これから直納品で補充します!
ご担当者いわく、「これ、すっごく売れてますよ」!!!!!